モラハラが及ぼす子供への影響とは!
モラハラの親がいる家庭で育った子供は、さまざまな精神的負担を抱えることになります。
いつ攻撃されるかわからないという不安と恐怖感の中、常に緊張状態になり、頭や心が疲弊してしまいます。
それにより集中力や記憶力が低下したり、不眠や食欲不振、そして意欲がなくなってしまうなどの症状が現れることがあります。
モラハラ家庭の子供は人間関係にも影響が!
モラハラのある家庭の子供は、人間関係にも悪影響を及ぼします。
他人を信じることができなくなってしまうので、人間関係を築きにくく孤立してしまうことが多いです。
親の機嫌を伺ってばかりいるので、自己主張が不得意です。自分が我慢すればいいと思い込んでいることも多いです。
また、親の暴言を常に聞いているので、自分も他人に暴言を吐いてしまうようになり、恐れられたり嫌われてしまうこともあります。
モラハラは、親子の依存症に陥る!?
モラハラの親は、子供を支配するために、子供の価値観や行動をコントロールしようとします。
そして子供はそのコントロールを受け入れることで安心感を得ようとします。
その結果、親から離れることが難しくなり、依存関係に陥りやすくなります。
逆に親が子供に依存することも起こり得ます。
モラハラの家庭で育った子供の将来は・・・
モラハラのある家庭で育った子供は、それが異常なことだと気付いていないことがあり、モラハラが当たり前のコミュニケーションだと学んでしまい、大人になってもモラハラを繰り返す可能性があります。
モラハラにより子供は、自分が愛されていない、価値のない存在だと感じてしまい、自己肯定感が低下している場合が多いです。
大人になったら他人をコントロールすることで、自分の価値を証明しようとする傾向が出てきます。
また親からコントロールされていた子供は、大人になってもコントロールされる傾向があります。
モラハラの中で育った子供は、将来、加害者にも被害者にもなる可能性があります。
モラハラが及ぼす職場や企業への影響
職場のモラハラは、被害者だけでなく、周囲の人の心にも大きな負担を与えます。
被害者は仕事への意欲やモチベーションが下がり、仕事の効率が低下します。職場の雰囲気も悪化します。
モラハラがひどくなると、被害者は休職や退職を余儀なくされてしまいます。
すると生産性も低下してしまいますので、企業としては大きな損失になります。
また、モラハラが公になった場合、企業イメージが低下し、取引先や顧客からの信頼を失う可能性もあります。
モラハラは、職場や企業にとって大きな損失をもたらす可能性があります。そのため、企業はモラハラを防止するための対策を講じることが大切です。
次回の予告
次回は、モラハラへの対処法を書こうと思います。