専門分野

パートナーからモラハラを受けている方

　モラハラをしてくる人は、小さな意地悪みたいなことから始まり、だんだんとエスカレートしていきます。
こちらが反抗できないのをいいことに、味を占めたかのように攻撃してきます。
　出会った最初の頃や、第三者がいる場ではとても優しくて気が利く”いい人”を演じるので、家族や友達に話しても信じてもらえないことも少なくありません。また、常に嫌がらせを受けているので、エネルギーも奪われていきます。暴力を振るってくるようになると、恐怖感が出てくるので、逃げることもできなくなります。
　そうなるとマインドコントロールされてしまい、正常な考えができなくなり、動けません。判断ができなくなるので、とても危険です。
理解してくれる方が近くにいなくて苦しんでいるならご相談ください。場合によっては医師や法的支援の力も借りましょう。

大切な家族やペットを亡くして、辛い思いをされている方

　家族やペットが亡くなると、生活が一変して喪失感でいっぱいになります。
誰もが一定期間はさみしい思いをするものです。
　しかし、数ヵ月経っても元気になれず家事がままならない、ボーっとしてしまう、ふと涙が出てくるなど、日常生活に支障が出てきてしまいます。
また、家事はできていたり、仕事中や家庭内でもお子さんの前では気丈に振る舞うことはできても、一人になるととてつもない虚無感に襲われて苦しむ方もいます。
　悲しみや孤独感を心の奥にしまい込んで、一人で苦しんでいる方や、あの時こうしていれば…などと後悔や罪悪感に悩まれている方は、自分を責めることはせず、労わってあげてください。
　グリーフケアは、喪失と向き合うことから始めます。頭では理解しているけど、心が受け入れていない状態から、ゆっくりと進んでいき、最後には穏やかに受け入れることができる状態にもっていくことがゴールです。
　孤独感や怒り、悲しみ、罪悪感などで辛い思いをされている方は、一度私に声をかけていただけたらと思います。

　湯灌・納棺・火葬の仕事を経験し、これまでたくさんのお別れを一緒にさせていただきました。
中でもペットの火葬の際では、ご家族との距離が近くなるので、生前の思い出や今のお気持ちを話してくれる方が多くいました。
まだ亡くなったことを受け入れられずになかなかお別れができない方もいました。悲しみや怒りをぶつけてくる方もいました。
　当時の私は限られた時間内でお話しを聴くことしかできませんでした。お骨を拾い終えて、帰るのをお見送りするところまでが私の仕事でした。今はその後のケアができることに喜びを感じています。
　グリーフケアを学んで感じたことは、とても優しくてあたたかいということでした。寄り添うことで、「一人ではない」と、孤独から抜け出せたり、向き合うことが怖くて押し殺してしまっていたさみしさや罪悪感も、一緒に受け止めてくれる人がいる心強さから、前へ進むことができていきます。
　不慮の事故での急死や、死産・流産、ペットロスなどで、どうにもできない辛さを抱えている方の心の拠り所になれればと思います。
また、死期を告げられてこれから迎える喪失に不安な方のケアも行います。

生きづらさを感じている方

　人間関係の構築にいつも苦労する。発達障害グレーゾーンっぽくて他人と合わない。アダルトチルドレンかもしれない。
色んなことで生きづらさを感じている方は大勢いらっしゃいます。家族との関係が影響していたり、学校でいじめを経験したり。
生きている価値を見出せない方もいます。辛い過去のトラウマを抱えている方や、愛し方・愛され方がわからないなど、さまざまです。
　カウンセリングでは、色んな方面からあなたの辛さを紐解いていきます。どうしたら辛さを緩和できるのか、どうなったら幸せに向かえるのか、一緒に考えていきます。
　気軽に誰にでも相談できるお話しではないので、1人で抱えがちな方が多いと思います。カウンセラーはあなたの思いを否定することはしません。あなたの気持ちを全て受け留めます。
モラハラやDVをしてしまうという方や、虐待を止めたいという方のご相談でも大丈夫です。
生きづらさを感じているということは、幸せになりたいと思える証拠です。